一笑一笑
・BSマンガ夜話
 
今回の漫画は山田芳裕のへうげもの。
いしかわじゅんが殊更に絵について「絵がキレイじゃない」「美しくない」などの本人的には褒め言葉を連発していたのが面白かった。
 
ゲストのオリラジ中田も最初こそ空回り気味だったものの、後半は普通に打ち解けてた感じでなかなか読み込んでてる知識などを披露していたので好感が持てた。
山田芳裕のマンガには共通するものとして、テーマ選択の絶妙さがあると思う。
普通の漫画家が目を付けないテーマにズンズン踏み込んでいく強引さがある。
それも直球で読者に伝えるのでなく微妙にひねりを加えて。
こういう所に根っからの天邪鬼体質の僕も無意識のうちに共感できる部分があるのかなと思ったり。
 
観ててためになったのは、気に入ってる擬態語の表現はカタカナ、気に入らないのにはひらがな、という区別をつけているという点。
言われて読み直してみると確かに。鳥の鳴き声の表現とか秋月の娘の耳にまでカタカナだ。
でも楢芝の「しゅろっ」て表現はひらがなだな。これは気に入らないというより他の物とのレベルの違いを表現したかったのかななどと都合よく解釈してみる。
 
その他にも信長暗殺のシーンや利休の表情など取り上げてくれたのが良かった。
今回は話の内容的には当たりの回だったと思う。
あと番組中でも言ってたけど早く朝鮮出兵の話が読みたい。
これの織部や政宗が朝鮮半島で何やらかすかと想像するだけで笑いと期待がこみ上げてくる。
 
ちなみに僕が好きなキャラはDと和尚とちょっちゅね。
織部も百面相な主役としては及第点だけど
この漫画に関してはそれ以上に濃いネタキャラが多すぎるので…

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