ユアスタには魔物がおる

ベガルタ
　
天皇杯準々決勝、相手はJ1準優勝の強豪フロンターレと。
今回ユアスタで初観戦だったがゴール裏の熱気が凄かった。
今年改修があったにもかかわらず人が多い･･･ガンバ並の経済効果というのもなんとなく判る気がした。
スタメンは最近調子良かった富田に代わり田村がボランチに入った以外はいつもの面々。
まあ川崎もジュニーニョが出場してないからほぼイーブンという所かな。
　
試合内容は前半から仙台が攻勢をかけ、35分にリャンがDFの裏にスルーパスした所を中島さんが左サイド気味の位置からゴール右隅に決め先制。
さすが師匠、こういう時に限って活躍してくれるから困るｗ
後半は運動量低下のせいかサイドから中央に寄せられるパターンが多く何度もあわやなシーンが。
それでも広大がイエロー覚悟で止めてくれたり林が全体的によく守ってくれたので
終盤まで得点もぎ取られなかったのが幸運だった。
サカつく6で序盤のオススメGKになるだけの実力はある卓人、彼は実に頼もしかった。
しかしそれ以上に1対1の局面に多く出くわしてたのに追加点を許さなかった川島はもっと凄かった。
やっぱ代表クラスのラストフォートは恐ろしいわ。
後半44分に林の飛び出しでこぼれたボールを元仙台の村上が空のゴールに決め同点に。あと一息で勝てただけにこれは落胆。
交代枠を使い切りガス欠になりながらも延長後半3分、関口の左クロスに平瀬塾長が頭で押し込んで決勝ゴール。
正直勝てるとは思ってなかったのでサポと一緒に高揚してしまった。
　
勝てた要因を考えるにやはりテセらを擁する強力な攻撃陣をディフェンスが頑張って抑えてくれた事かな。
特に菅井は攻撃にも積極的に参加してくれて120％くらいの実力発揮してくれたので個人的に殊勲を授けたい。
あと課題点、川崎はJ上位陣だけあってサイドチェンジの素早さやクロスの精度、トラップからの前線へ繋ぐ足元のテクの上手さはJ2の試合展開に慣れきった僕にはかなりの衝撃だった。
やっぱJ1で継続して勝つには今日みたいに体力使い切るようなやり方じゃダメやね。
もうワンランク上のスピーディーなボール運びを目指して欲しい。
　
yoshi氏には申し訳無かったが今回は今後の成長に繋がる貴重な経験ができたので有難かったです。
準決勝、次の相手はまたも攻撃型チームのガンバ。
黒字経営とチーム新記録のためにもあともう二頑張りくらいしてけさい。